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子どもの育ちシンポジウム



11月5日福岡電気ビル共創館みらいホールで、「子どもの育ちシンポジウム〜教育、家庭、自然、コミュニティ〜 子ども時代 大切にしなくてはいけないことって何ですか?」が開催されました。基調講演を養老孟司さん、そして自然スクールTOEC代表伊勢達郎さん、モデルの日登美さん、九州大学大学院人間環境研究員専任講師の田北雅裕さんが登壇。私は企画された藤田ゆみさんと一緒にモデレーターをつとめさせていただきました。

はじめてのモデレーターというお仕事。試行錯誤しながらでしたが、楽しく過ごすことができました。そしてたくさんいいお話をお聞きしながら、原稿は書かないというのが不思議な感じです。


養老さんの「子どもも自然。大人だって、一年前の体は田んぼですよ」というお話に、なんだか肩の力がふっとぬけた感じがしました。み〜んな自然。微妙な手入れと調整で、ちゃんと育っていくと信じたい。そして、田北さんが「放任というのは突き放して1対1の関係を作るのではなくて、子どもが信頼できる人との関係性をちゃんと持っていること。信じられる場所が持てること(例えば災害が起きたとき、助けに行くことができなくても、信頼できる人たちとちゃんと自分の安全を守れるようになっていること)」(聞きながら私の解釈で要約してます)ということ。


また、養老さんが「自分の力で生きる力」が大切になってくる、ということで、伊勢さんが主催している無人島キャンプのことを話題にした際、「無人島キャンプといって何も大きなショックを与えるようなことは何もなく、誰かが花をつんできて、その場がなんだか和んだとか、そういう力に感動するわけです」と。今、その言葉を思い出して涙が出てきた。そう、そういう気持ちを持っていることが、生きる力の源なんだと思う。





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